ワイヤレスタイプのおねしょモニターです。パンツの濡れそうな所にセンサーをセットして休みます。センサーがおねしょの濡れを感知すると本体からアラーム音が鳴ってお知らせします。ワイヤレスなので本体を寝床から離れた場所に置くことも出来ます。(専用センサー付)
ワイヤレスおねしょモニター「バイウェット」は、濡れを感知した時に音と光でお知らせする機能を持った装置で、介護や小児のおねしょ改善トレーニングになどに用いられます。
センサーからの信号は無線で本体に送られるため、別の部屋に居ても信号を受けてアラームでお知らせすることができます。
本体を寝床から離れた場所に置いてアラームを鳴らすことが出来るので、
(1)
親御さんがお子様と別の部屋で寝ている場合は親御さんのお部屋でアラームを鳴らすことが出来ます。
(2)
ご兄弟で同じ部屋で寝ている場合は、アラームが鳴っても他のお子さんを起こしてしまう心配がありません。
【おねしょ・夜尿症について】
おねしょ・夜尿症で悩んでおられる方がたくさんいらっしゃいます。
小学校低学年くらいであれば、ときどきお子様がおねしょをしてしまうことは、異常ではありません。多くのお子さんは成長とともに自然に治っていきます。ただ、小学校高学年になって、あるいは大人になっても、週に何度もおねしょをしてしまう場合は小児科・泌尿器科の夜尿症専門医の先生にご相談されることをお勧めします。
おねしょ・夜尿症には大きく分けて、普通の方に比べて、
1)夜間に作られる尿の量が多く、膀胱に貯めきれない。
2)膀胱に貯められる尿の量が少なく、朝まで持たない。
の2つのパターン、ならびにこれらの混合型があると言われています。
治療法もタイプによって異なり、主に前者の場合には夜間の尿量を少なくするようなお薬が用いられ、後者の場合には夜間膀胱容量が増えるような訓練を行うことで改善が見られることが多いとされています。
最近の研究では、アラーム療法が夜尿症の多くのタイプで有効とされています。アラーム療法とは、下着にセンサーを付けて寝て、おねしょをした時にアラーム音で起こすという療法です。このような排尿抑制を繰り返すことで膀胱に溜められる尿量が徐々に増え、最終的にはおねしょをすることなく朝まで持たせることができるようになると言われています。
おねしょ・夜尿症の原因は様々なため、適切な治療には専門医の診断を受けられることをお勧めします。本製品は医療機器ではなく、濡れをお知らせするアラーム機器です。本製品をアラーム療法のアラーム機器として使用される場合は、専門医の先生にご相談されることをお勧めします。
【 アラーム療法を良くご存知の医療機関】
こちらの医療機関は、いずれもアラーム療法を良くご存知の医療機関です。(この他、リスト上になくても、全国にはアラーム療法を良くご存知の医療機関は多数存在します。)
→ 地域別 病院・診療所リスト(PDF)
【医療関係者の方へ】
★おねしょ・夜尿症について詳しくは日本夜尿症学会の「夜尿症治療ガイドライン」をご参照下さい。
「ウェットストップ」 をアラーム療法に使用して顕著な改善を見た臨床例は学会でも多数発表されております。
★おねしょ・夜尿症についての文献(海外)は図書室に用意してございます。
|